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あなたが指摘を受け続ける理由は・・・(個人編)
従業員の勤務姿勢で相談を受け、個別に面談をすることがあります。
本人が気づいていないケースが多く、私は気づきを促し、本人に行動や対応を考えてもらっています。
しかし、改善できず退職する人もいます。
残る人と退職する人にどんな違いがあるのでしょうか?
率直に言うと・・・
アレンジなしで自分で決めたそのまま行動するかしないかです。
そのまま行動する?行動しない?
私達は意外と無意識で行動していることが多いです。
ある説によると意識して行動するのは全体の5%くらいとも言われています。
それほど無意識で行動していることが多いということです。
つまり、指摘を受けて自分で決めた行動は、今まで無意識では行っていなかった行動です。
意識して行動しなければ、いつの間にか元の無意識の行動パターンに戻ってしまします。
まずは、【決めた行動を意識して実行する!】なのです。
そして、最初は意識しないと出来なかった行動も続けることで無意識の行動に変化します。
つまり「それをするかしないかだけです」
と、言うと「だって忙しいとつい忘れて出来ない」と、出来ない理由をあげて『しない』ことを正当化します。
『出来るからする・出来ないからしない』ではなく、「するか、しないか」だけです。
それ以上に厄介なことがあります。
それがアレンジです。
指摘されたのはあなたの行動です
他人から教えてもらったことをそのままやらず、自分流にアレンジする人いませんか?で、結局「使えない」として止める人。
今までの自分のやり方で指摘を受けたにもかかわらず、自分というスタイルを頑なに守ろうとしてアレンジをする人です。
ここに何があるかと言うと混乱です。
行動を指摘されたにもかかわらず、自分が指摘されたと思い込みます。
そして自分自身を変えないといけないと思い込み、反発を生みます。
その結果「他人にコントロールされまい」という気持ちが起こり(無意識ですが)、自分のやり方にアレンジするのです。
そもそも、あなたが考えた行動が指摘されたのだから、アレンジしようがあなたの思考内の行動は指摘の範囲内です。
そして行動を変えたにもかかわらず再度指摘されて・・・『出来ない』と思い込み行動を変えることを諦めます。
その結果「私のことが気に入らないから、何をしても指摘されるんだ」で、退職に向かう人もいます。
まず整理してください!
指摘されたのは、
あなた個人でなくあなたの行動です!
あなたが指摘を受けた時
それは、
あなたの無意識の行動が指摘されたのです。
ただそれだけです。
そしてするか、しないかです。