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2018.10.22 (Mon) 00:00
リスクマネージメントの基本を整えましょう
「リスクマネージメント」で一番に言われているのは、『報告』の徹底です。
しかし現実は『報告』が出てこない、出てきてもタイムロスがある。
どんなに『報告』を伝えても、無駄・・・私自身もそんな体験をしてきました。
「犯人捜しや、責めるためじゃなくあなたを守るための『報告』をお願いしています」と、伝えていても・・・
実際は、
責められるでのは?
犯人として罰せられるにでは?
そんな思いから『報告』が出てこなかったり、随分経ってから『報告』が出てきたりします。
自分たちで対応できなくなってから『報告』されることも多いです。
なぜ??
人はミスをすると、そのミスは大したことない、小さいこと、できれば無いことにしたいという考えが出てきます。
では、どうすれば『報告』が出てくるのでしょう?
それは
『報告』をする環境が安心・安全の場であるということです。
つまり、『報告』をしても罰せられない、犯人扱いされない、そういうペナルティーがない環境だということです。
それ以前に、何か違和感を感じたときに「変だよねぇ」と言い出せる環境だということです。
アクシデントが起こって時に振り返ると、「あの時なんか違和感はあった」という人が多いのです。
それを言い出しにくい環境、
言い出したら忙しい、責められる、変な視線で見られるなどを感じる環境、だから言いたいことを飲み込む、言わない。
で、その後ミス・アクシデントが起こていたことが多いです。
経営者、責任者、リーダーの皆さん
あなたの周りの環境は安全・安心ですか?
起こったアクシデントの分析も大切ですが、一度自分の場を視てみませんか?